2006年5月号-2  小児肥満

更新日:06/05/15

体重が標準体重より2割以上多いとき、肥満と判定します。小児肥満の大きな2つの原因は体質(遺伝)と生活習慣(運動不足・夜型生活・朝食の欠食・高学歴社会によるストレスなど)です。この30年ほどの間に肥満傾向児は2~3倍に増えていて、小児の10人に1人が肥満している状態です。

合併症
脂肪肝、高脂血症、糖尿病、動脈硬化、高血圧症、睡眠障害、黒色表皮腫、皮膚線条、腰痛、関節障害などです。

肥満のまま大人になると・・・
生活習慣病(糖尿病・高脂血症・高血圧症・心筋梗塞など)になりやすいと言われています。

肥満を解消しましょう!
【運動療法】
  • なるべく歩きましょう
  • 階段を上りましょう
  • 家族で運動しましょう
  • 楽しく続けられる運動
    (歩行・自転車・縄跳び・ラジオ体操・ボール運動・水泳など)をみつけましょう。
  • いきなり激しい運動をしても長続きしません。
    ふとんの上げ下ろしや、掃除、身のまわりのことを毎日続けましょう。
【生活療法】
  • テレビゲームは1日1時間以内にしましょう。
  • テレビの時間もなるべく減らしましょう。
  • 家事の手伝いをしましょう。
  • こまめに体重をはかりましょう。
【食事療法】

子供の肥満は大人の肥満と違い、成長期にあるため、無理な食事制限はやめましょう。子供は身長が伸びるので、まず、体重を増やさないことを目標にしましょう。

  • 朝食はしっかり食べましょう。
  • おかずは原則として個人盛りにしましょう。
  • 清涼飲料水は飲まないようにしましょう。
  • 間食(特にスナック菓子)はやめましょう。
  • 量が多くカロリーの低い食品(野菜・海藻・こんにゃく・きのこなど)を食べましょう。
  • テレビを見ながら食べないようにしましょう。
  • 家族全員が和食中心の食事に切り換えましょう。
  • ゆっくりよく噛んで楽しく食べましょう。(よく噛むことにより消化がよく、満腹感も増大します)
  • 野菜を食べましょう。
  • 1日30食品を目標にしましょう。